成形メーカーにとって、金型の品質が製品の品質を左右します。
ダイワグループではホーチミン工場で精密焼入れ金型、ハノイ工場では大物外装品の金型製作を行なっています。

ホーチミン工場の場合、本社の設計部で成形性、量産性、金型での問題の発生しにくさ、メンテナンスのし易さなどを盛り込んだ形で金型の基本設計を検討し、図面を作成します。

その後、ホーチミン工場で金型設計・CAMプログラム作成・機械加工・仕上げまで、一貫した金型製作を行います。これらは全てベトナム人技術者によって行います。

試作後の寸法補正や改造、金型での問題点改善なども現地で検討・修正ができる為に、迅速な対応が可能です。

また、日本でも対応できる金型メーカーが少なくなりつつある、硬化性金型についてもホーチミン工場で製作が可能です。
硬化性金型の製作に必要不可欠な成形研磨技術を持ち、高精度の加工、形状出しができることも強みの一つです。研磨加工による金型の寸法精度は厚み精度±0.003、幅・合わせ・勾配・Rの精度が±0.005となります。

金型鋼材は焼入れ材（SKD11とSKD61）に特化しており、対応サイズは成形機で200ｔクラスまでか金型のサイズで400×600となります。

ハノイ工場では金型設計から加工、仕上げまでベトナム人技術者が行い、一貫した製造体制をとっています。
使用する金型鋼材はプリハードン鋼が中心です。対応サイズは成形機で450tクラスまでとなります。

設備情報

ホーチミン工場

ハノイ工場