竪型射出成形機はインサート成形に適しており、ロータリーテーブルとの組み合わせによって成形サイクル内でインサート物をセットすることができ、安定したサイクルで成形品を得ることができます。
設備の敷地面積も横型射出成形機よりも少なくなります。また、重力方向での型開閉動作を行いますので、金型寿命も長くなります。
設備の設置面積は横型成形機に比べ小さくなりますが、高さ方向は大きくなってしまいます。
また製品取出しには必ずロボットが必要となります。横型射出成形機は、製品の取出しロボット無しでも自動運転ができます(但し、製品は自重落下となります)。
また原材料の投入等も低い位置で行うことができ、金型交換等の作業性が良いと言えます。