自動車部品として実績のある樹脂プーリーです。
プーリーとは、エンジンの回転を伝えるベルトにかかる部品です。ベルトの位置やテンションの調整等に用いられます。
熱硬化性樹脂を用いることで、耐熱性・耐油性を向上させています。
従来の金属プーリーの代替として用いることで、軽量化に大きく寄与します。
（例）従来品の三分の一に軽量化。
また、金属プーリーと比べ動作時に振動が少なく、騒音が小さくなる特徴もあります。
溝のある形状など、複雑形状のプーリーに関してはコストダウン効果有り。

熱硬化性部品の成形を国内（堺、宮崎）、ベトナム(ホーチミン)で行っています。
熱硬化性部品は、耐熱性、機械的強度、寸法精度に優れ金属代替品としてもよく利用されます。写真はブレーカーに用いられる部品であり大変複雑な形状をしています。

複雑形状のものも可能です。是非ご相談ください。

バイク用のインシュレーター部品です。カラーの厚みバラツキによる、樹脂の流れ込みを防止する構造を持った金型を使用しています。
成形後のアフターキュア（アニール）や金属ブラストによる表面処理等の後工程も行っております。
弊社ベトナム工場で成形。現地日系企業に納めています。

直圧成形とは、計量した材料の塊を、金型が開いたときに金型の凹部（キャビティ）に入れ、直圧成形機で加温・加圧して硬化させる成形法です。
樹脂材料の中に長繊維（ガラス繊維など）を含有させることで、高強度の成形品を作ることができます。
一般的に熱硬化性樹脂を用います。
BMC（Bulk Molding Compound…樹脂塊）やSMC（Sheet　Molding　Compound…樹脂シート）の状態で使用します。寸法精度、電気的性能、耐熱性などに優れています。
弊社では、写真のような複雑な形状のものを直圧成形することも可能です。

インテークマニホールドとして、エンジンに空気を送り込むパイプおよび、補機類に用いられます。
R80の角度に沿ったコア抜き構造を金型機構を使って行っています。
（3方スライドコア構造）
インサート金具３カ所です。
成形後アフターキュア（アニール）処理をし寸法安定性を向上させます。
厳しい穴ピッチ精度をクリアしています。

この他にもバイクのメーター部品、マフラー部品、カバ-部品、エンブレム等も生産できますので、お気軽にご相談ください。